佐伯市街
塩釜桜 – さいきの桜 –散りにけり いざこと問はん 村びとよ 花のさかりを いかに眺めし …

満開の塩釜桜
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塩釜桜アップ
明治の文豪 国木田独歩も足を運んだといわれる黒沢東光庵の「塩釜桜(シオガマザクラ)」。その名は、散った花びらが塩田に結晶した塩に見えることに由来します。
桜の老樹が2本あり、いずれも樹齢数百年を経た老樹で、ソメイヨシノより少し早く開花します。向かって右側の桜の木の下には「独歩文学碑」があり、「欺かざるの記」から一文が刻まれています。
満開の桜も見事ですが、散り始めの、苔むした東光庵の前庭に散る花びらも風情があります。
「見ごろ」 佐伯で一番早く咲く桜です。例年は3月20日前後に見ごろを迎えます
★2018年の開花状況
3月中旬/咲き始め予想
「ライトアップについて」
毎年、開花の頃になると夜間のライトアップを行っています
2018年3月15日(木)~25日(日) 時間(19:00~21:30)
ライトアップについてのお問い合わせは
青山地区公民館 電話 0972-26-1300
「道案内」
青山小学校付近の案内看板よりどこも曲がらずまっすぐ2kmほど進むと東光庵が右手に見えます。
駐車場は川沿いに約8台駐車可能。徒歩1分くらいで東光庵に到着。 東光庵の前にも8台程度駐車可能。
【 独歩文学碑 】
櫻花はすでに散り居たり
ただ落花後の景を賞するを
得たりしのみ 吾等それ
のみにても 満足したり
櫻樹は 二本あるのみ
されど 何百年を経たり
しとぞ 知れざる
老樹なり なかなか
世にめづらしき大木なり
立派なる庵あり
東光庵と称す
散りにけり いざ 事問わん
村びとは 花のさかりを
いかに眺めし
2017年の開花情報
2017年の様子/例年より送れています
3月17日/咲き始め 3月21日/3分咲き 3月30日/満開