佐伯市街
江戸時代の石垣が残る「佐伯城址」城山 続日本100名城に認定!空を羽ばたく鶴の翼のような城作りから「鶴屋城」と呼ばれた
文化会館ロビーに展示している佐伯城の模型
山頂の石垣-
天守閣
1602年(江戸時代)に毛利高政により築城され、1617年に消失。1637年・1709年に改修工事を繰り返し今も石垣だけはその時代の面影をみることができます。
佐伯城は総石垣の山城として築かれましたが、特に山頂の本丸には独特の積み方の石垣があり、隅角部分を丸く積み上げた様子は見栄えを重視した築城技術がうかがえます。
本丸をぐるりと囲む大きな天守曲輪(てんしゅくるわ)は安土城の主郭部と同じ特長をしています。
山頂からの眺めは素晴らしく、清流番匠川から続く佐伯湾と市内の街を一望でき、まさにお殿様気分を味わえます。
元旦にはご来光を拝む人たちが集い、春は桜満開のお花見で賑わいます。
山頂までは手軽な散策コースとして市民に愛され、部活動の学生から年配の方まで毎日見かける姿もあります。
山道の途中にはムササビの巣穴もあり、もしかしたら会えるかもしれませんね。

「続日本100名城」に佐伯城が認定!
2017年に日本城郭協会の50周年を記念して新たに選定された100名城に「佐伯城」が選ばれました。
優れた文化財・史跡であること、著名な歴史の舞台であること、時代・地域の代表であることなどの選定基準と専門家の選定委員により決まりました。
全国の書店で「続日本100名城 公式ガイドブック」(1600円)を販売中。
100名城を巡るスタンプラリーが楽しめるスタンプ帳もついています。スタンプは歴史資料館に設置されています。





